思い出の品は、私たちの人生の大切な瞬間を象徴するものです。
卒業式の写真、旅行先で買った小物、家族や友人からの手紙など、どれも特別な思い出が詰まっています。
しかし、思い出の品が増えすぎると、収納スペースを圧迫したり、整理が難しくなったりすることがあります。
とはいえ、これらの品々を無理に捨てる必要はありません。
大切な思い出を守りつつ、生活空間を整える方法があります。
思い出の品を整理することは、ただ物を減らすことではありません!
思い出の品を整理することは、自分自身の過去を振り返り、何が本当に大切なのかを見つめ直すプロセスです。
本記事では、思い出の品を大切にしながら整理する方法について紹介します。
思い出の品を整理するステップ
思い出の品を整理する際には、ステップに沿って行うとスムーズに進められます。
- 大切なものを選びぬく
- 保管する場所を決める
- 保管する方法を考える
- 家族と共有する
大切なものを選びぬく
居住スペースは有限ですよね。
思い出の品すべて保管しておきたい気持ちは十分わかりますが、それは本当に思い出を大切にできているでしょうか?
思い出の品を大切にするためにも、あなたにとって「大切なものを選びぬく」ということが大事です。
たとえば写真なら同じような写真が何枚もあるなら厳選するといいですね。
ひとつずつ見返していくと、以前は大切だと思っていたけど「もう手放せるなぁ」と思うモノが見つかることも。
年齢を重ねることによって、モノへの考え方も変わります。
ぜひ、ひとつずつ手にとって大切なモノを選び抜いていきましょう。
保管する場所を考える
大切なものは保管する場所を決めておきましょう。
我が家の場合は2階の収納庫に置いています
どこに置くのが良い、っていうわけではありませんが、基本的には手に取りやすい場所がおすすめです。
足台を使わないと手の届かない場所や押入れの奥などに置いてしまうと、それこそ手に取る機会がなくなってしまいます。
思い出の品を大切にしたいのであれば、自分が見返したい時に取れる場所が良いでしょう。
保管する方法を決める
大切なモノは保管する方法も一度考えてみましょう。
たとえば、子どもの作品であれば形が崩れてくることも…。
形あるものは写真に残す、という方法もおすすめです。
また、写真はスキャンしてデジタルファイルとして保存し、クラウドストレージや外付けハードドライブに保管できます。
これにより、物理的な場所を占有することなく、大切な思い出をいつでも見返すことができますよ。
すべて現物として残すのではなく、デジタルも有効活用していけると収納スペースに余裕ができるでしょう。
家族と共有する
あなたぼ大切なモノ、家族はご存知でしょうか?
自分に何かあったとき、大切なモノはどうされますか?
もし、誰かに何かを譲りたいモノがあるのならば、共有しておくと良いでしょう。
エンディングノートに書いておくのもおすすめです。
というのも、人はいつ最後を迎えるか分かりません。
いつ何が起きても後悔しないように、あなたの思いが家族に伝わるよう共有(残しておく)と良いですね。
思い出の品の残し方に「正解」はない
当たり前ですが、私が「これ思い出の品なんです!」と言っても、他人から見ると「ゴミじゃないの…?」と思われるモノもあるでしょう。
その逆も然り。
だからこそ、大切なモノや思い出の品は自分軸で決めることが大切です。
残し方も人それぞれ、正解はありません。
とはいえ、思い出の品から片づけを始めてしまうと、思うように進まない場合も…
思い出の整理は、他の片づけが終わってから取り掛かるのがベストです。
思い出についつい浸ってしまうからね。笑
思い出の品を捨てられない場合
しかし、思い出の品を捨てるなんてできない!という人もいるでしょう。
- 思い出がつまっている
- 捨ててしまうと手に入らない
- もったいない
- 捨てることに罪悪感がある
- めんどうくさい
このような気持ちになるときは、一旦「持っておく」のがおすすめです。
何でもかんでも手放せば良い、というわけではありません。
というのも、キッチン用品や日用品など、どこかで売っている商品ならばまた購入すれば戻ってきます。
しかし、思い出の品は一度手放すと同じモノは手に入りにくいケースが多いのです。
無理に手放す必要はないことを覚えておきましょう。
最後に
思い出の品を整理することは、単なるモノの整理ではなく、心の整理でもあります。
自分にとって本当に大切なモノを見つめ直し、新しい一歩を踏み出すための機会として、このプロセスを楽しんでみてください。
整理された空間と心が、より豊かな暮らしをもたらしてくれることでしょう。
思い出の品以外にも、お家を見直していきたい人は片づけのプロと一緒に行うのもおすすめです。
当サポートでは看護師キャリア20年の整理収納アドバイザーが、片づけのサポートをおこなっています。
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